西洋占星術の基本的な世界観

　西洋占星術を学び始めてはや５年ぐらいになります。モダン占星術を独学で始めて、そのあと古典的手法をベースにする先生と出会い、２年ほど学ばせてもらいました。今は学習のフェーズを終えて実践・検証の段階にいます。占星術は机上の空論ではなく、具体的に生活に、人生に落とし込んでナンボだと思っています。

　これから占星術の話がポツポツでてくると思うので、基本的な占星術の世界観を少し説明したいと思います。人は生まれながらにして10個の天体を内包していると言われます。10個の天体とは、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星です。

　感情が動く時は月が働き、うっとりしているときは金星が働き、怒ったり、挑戦したりするときは火星（または太陽）が働きます。そしてその働き方や、もっともよく働く場所は、そのサインやハウスで変わってきます。

　生まれた場所、時間からホロスコープを作成したものをネイタルチャートと呼びます。生まれた日に太陽が牡羊座のエリアにある人は、いわゆる「牡羊座の人」ということになります。太陽星座が牡羊座だからといって、他の９個の天体が牡羊座だということはなく、例えば金星が牡牛座、水星が双子座といったように、天体毎にサインが違います。

　ネイタルチャートでその人の基本的なキャラクターが分かります。未来に何が起こるかは予測できませんが、その人の特性やベースになる価値観が読み取れます。(未来予測は、プログレスチャートやトランジットチャートなどを使用して占います)。個人的に、未来予測はあまり興味がなくて、どちらかというと、個人のもってる力（得てして本人は気づいていないし、言語化できていない）に気づくためのメソッドとしての占星術にとても魅かれて学び始めました。自分のネイタルチャートで新しい発見があると、とてもうれしいものです。

　そして、もうひとつ興味があるのは占星術の仕組みです。これを理解すると、世の中の出来事や現象の解像度がちょっと上がります。

　星を読まずに、占星術の仕組みで世の中を語るっていうこともやってみたいと思っています。

自己啓発系に飽きた

　Twitterやブログで流れてくる自己啓発系の発信をみているとうんざりする。以前なら「どれどれ」と読んでみたのだけど、最近は「あー、これはあっち系の話ね」とか「これは、あの筋の話ね」と分かるようになった。

　世の中の人はそんなに、自分を受け入れられないのだろうかな。自己肯定感が大事。うん、まあ、そうだよね。でもさ……

　自分の事を受け入れられればいいけど、受け入れられない自分、自分をついディスってしまう自分も含めてまるっと肯定すればいいじゃないと、思う。

　いつのまにか「自分のことを受け入れねばならない」「自己肯定感をあげなければならない」という呪いの言葉になっているような気がする。

　差別を無くそうと言っている間は、差別が無くならないのと一緒で、それを意識しないのが一番だとおもう。

　自己肯定感が高いと幸せになれる。自己肯定感が低いと幸せになれない。という概念を捨てたところに、その世界はある。だから、そこには拘らなくていい。そんな風に思うのです。

人生４度目のブログを始めました

　思っていることを表現する場がめっきり減りました。コロナ禍で人と会わない時間が増えたことや、超少人数の会社で働き始めたことなどから、アウトプットする機会が大幅に減ったのです。

　思いや考えを言語化してアプトプットするってとても大事なこと。言語化しようと思考を巡らせている過程で、思いがけない発見があったり、気づきがあったりするものです。そして（これは人によるのだと思うけど、私の場合）アウトプットしないと心が枯れそうので人生４度目のブログを始めることにしました。今後試行錯誤していくかもしれないですが、とりあえずはこのスタイルでいきます。

　ブログタイトルをどうしようかなと考えていたのですが、ふとAI（ChatGPT）に相談してみようかなと思いついて、質問を投げかけてみました。

　「ブログのタイトルを考えてほしい。10個ぐらい候補をあげてほしい。書く内容は、読書記録や、占星術のことなどで。読む人の心が少しだけ前向きになる感じ。ホッとできるような感じ」と入れると、5秒ぐらいで候補がバババっと上がってきた。すごい。すごすぎる。

　それで上がってきたのが、こんな感じ。90年代ポップスみたいなやつがいっぱいあがってきた。翼を広げて、明日への扉をノッキン・オン・ザドアしたくなっちゃう。

1. 「新たな日の幕開け：明日へのステップ」
2. 「未来の扉：明日への一歩」
3. 「希望の光：明日への歩み」
4. 「輝く明日へ：一歩ずつ進む」
5. 「新たな始まり：明日への道」
6. 「夜明けの約束：明日への一歩」
7. 「明日を迎えて：希望の一歩」
8. 「挑戦への準備：明日へのステップ」
9. 「希望の旅路：明日への一歩」
10. 「新たなチャンス：明日へのスタート」

　その後も、何度かやりとりしたものの、どれもピンとこず（なんか無理やりに前向きにさせようという臭いがプンプンするんだよな。ポジティブな押し付けっていうかな）、もうすこし脱力系の雰囲気がいいよなと思って「とりあえず深呼吸しよう」にしました。

　日々の中で、ちょっとした心のオアシスになれるような、そんなブログを書いていきたいと思っています。